■解説

アルバムの解説が聞きたいとのご意見がありましたので解説していきたいと思います!
解説を読んだ後、またCD聞きなおしてくれたらうれしいです!

このアルバムのコンセプト
今回アルファンベータがリリースしたアルバムのタイトル"OH MY GOD DAMN KIDS"。あえて邦訳するなら「なんてこった!!どうしたんだクソガキども!!!」ということになるだろうか。ライブハウスシーンにおいてバンドサイドはもちろんのこと、何よりもキッズたちに一層活発になってほしい!というメッセージがこめられているという。まさにクソガキが送るクソガキのためのアルバムである。 このアルバムに収録されている曲は、ハイテンション系からポップ系、そしてしっとり系、ハード系まで幅広い。しかしながらその中でもメロコアの要素とも言える、ハイテンポで激速チューンでありながら、メロディーで勝負している楽曲が満載な一枚と言える。 また、このアルバムに収録されている楽曲を見てみると、あえてシングルの曲は入れず、新曲をそろえてあるのがうかがえる。メンバーいわく、制作の際ライブで聴いて体ごと楽しめる楽曲ということに重点をおいたということもあり、純粋にテンションが高ぶってくるような全体の仕上がりである。曲の他にもジャケットデザイン、レコーディングの手法などにおいても彼らの理想、アイディアを大事にし、1stながら今彼らがやりたい事をやりきった感の出ているアルバムである。

収録曲解説
1, DEAR DAMN KIDS
「おい!クソガキども!おまえらモッシュやダイブの仕方を忘れたのか!?」このアルバムのテーマであり、一番短いながらも一番メッセージ性の曲。

2, FUCK'IN SMILE
某ラジオ局では禁止用語があるとして流せなかったという曲。「俺は俺だ!何が悪い!自分が良いと思えばそれで良いじゃないか!自分が納得しないと何も始まらない!」というような内容の曲で、なぜ曲名がFUCK'IN SMILEかというと、ある人の笑った顔がFUCK'IN SMILEだったとか...。

3, ONE DAY
とにかく行けるとこまでいこうぜ!というような内容で、コーラスワークのかけ合いを楽しめる曲。あえてサビを日本語にしてあるところにこだわりが見える。

4, JOURNEY
「春って毎年いつでもなんか独特の感じがあって、例えば初めて学校の教室に入る瞬間とか、入学式の朝とか!いつもと同じ環境でもなんか違う感じがする。となりの席はだれかな?誰かかわいい子いるかな?おおっ、隣にいるやっし!っしゃ!みたいな目の前には必ず何か希望みたいのがあるんだからがんばっていこうぜ!」とBa&Vo Wakatsuが話していたが、とにかく春をイメージした曲だそうだ。中盤にラップが入るあたりに彼ららしさがでている。

5, GO WAY
この曲はだいぶ前からライブで演奏していた曲で、バンドの成長と共にアレンジを加えながら成熟してきた曲である。4曲目のJOURNEYが春の曲というのに対しこの曲は夏の曲といえるだろう。この曲を聴いて沖縄の夏を感じてほしい。

6,HOKV
HOK(1st maxi singleに収録)  HOKU(完売した自主音源に収録)に続く第三弾で、本格的なハードミクスチャーの要素が詰まった楽曲でありながら、タイトルの「ホーケー」に現れているように、あくまで遊びの延長線でつくられた楽曲である。

7, TOGETHER
メンバー三人に共通するアメリカ在住の親友から「自分の想っている人へ書いたこの詩を曲にしてくれ」という要望があり、詩を読んで共感したメンバー自身のイメージしていた曲と詩の内容が一致したということもあり完成された。彼らには珍しいラブソングである。

8, NATURAL HIGH
序盤からアッパー系で攻め立ててくるこの曲はライブでも毎回キッズたちを盛り上げてくれる。サビでのシンガロングできる掛け声などもさることながら、終盤のよい意味で期待を裏切る展開は必見だ。

9, DO YOU KNOW...
ギターとベースコードの絡み合うバラード調から始まり、ハイテンポな中盤、そしてラウドしまくり静かに完結するという各場面場面が、強い個性を持っているという印象の楽曲。

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